心の奥で求めているもの

金星は美しく女性的な輝きをもつ愛の女神、『ヴィーナス』です。

月が母であるならば、金星は恋人です。

金星がどの星座にあるかによって、個人的な好み、自分を飾る方法、美的な感覚などがわかります。

また、金星は人間関係の中で調和を保ち、調整しようとする心の欲求や、その人の金銭感覚にも関係します。

心理学的にいうと、金星は、愛という基本的な人間の欲求をどのように表現するのかを表すとされています。

金星の配置やアスペクトが良いと、愛情表現がスムーズにでき、逆に金星に悪い影響がでると、恋愛を恐れたり、愛されるという感情に傷があることを示します。

また、男性の出生図では理想の女性像を象徴するともいわれています。

恋愛では『金星星座』が重んじられますが、金星が重要なのはあくまで『恋愛のきっかけ』であり、『愛を楽しむための手がかり』です。

はじめは、お互い好みであると思って、付き合い始めてみたけれど、最終的に満足できなくて別れてしまったとうケースは珍しくありません。

最初は夢中だったけど、付き合いが進むにつれて、なんだかつまらなくなっていく・・・という展開にはいろいろな原因が考えられそうです。

占星術では、月の状態をみるのも手がかりになるのではないかと思います。

金星は好みや好きという気持ちを表しますが、月は心の奥にある『本当に満たされたいもの』を表しているように思います。

金星で恋のきっかけをつかめても、月が満たされていなかったら、結局、その恋は終わりを迎えてしまうかもしれません。

ただし、月星座は生まれた時間がわからないと、正確に特定することができません。

もし、相手の月星座を知ることができれば、相手が心の奥底で無意識に、密かに願っていることをみつけることができるかもしれません。

私の金星は牡牛座で、五感を満たすこと、美味しいものを食べに行ったりすることがきっかけになりますが、月は蟹座で心の結びつきを重視する傾向があります。

しかし、金星牡牛座は人の気持ちにいい意味でも悪い意味でも鈍感です。

んー考えさせられますね。

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